2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
美大には進学校出身者が多い。創造的な子は学習能力が高いとか、色んな言い方はあるのかもしれないけど、単に子どもを美大に進学させられる家庭には経済的な余裕がある程度あって、子どもを小さいころから学習塾に通わせていたというのは大きいんだとおもう…
毎日こころがちりぢりに砕けてからだの中心から外側へむかってはじけ飛ぶんですが、皮フのところで跳ね返っちゃって、速度を失ったちりぢりのこころがドヨンとからだじゅうを泳いでいるんですよね。 はじけ飛んだちりぢりのこころが皮フにいきおいよく当たる…
さみしいので洗濯ものをたたみながら八分の六拍子でからだを揺すっていると天井が回りだした「春の山の後ろから煙が出だした」のとおなじスピリットで。
銀の匙というと、小説も漫画もあるけれど、銀の匙というと、わたしは、高校のとき体育の先生が、望まない妊娠をしてしまったいつかの教え子について、その堕胎のときのことを、銀の匙でかきだすようにしたんだ。と話していたのを思い出す。銀の匙でかきださ…
高校のころからの仲良しの女の子が、高校の図書室の本棚の影にひっぱりこんでわたしにちゅーをした男の子と、「付き合うかもしれないの」、その相談が女の子からわたしの携帯へラインできたとき、わたしは東野芳明の本を読んでいた。本をとじて、相談にのる…
「簡単にやられちゃいそうだ」とおもわれてる
男の人に生まれていたら、能動的に女の人に触ったりしなきゃいけないのがイヤだったろうな。 わたしは欲しいものがあっても、あれが欲しいと言わないし、「お酒飲む?」と言われても、飲みたいくせに、「眠くなっちゃうから」などと言うし、つまり、なになに…
膨れあがった自意識が巫女みたいなかたちで発露して、良い作品を生みだす女の子がいる。だけどそれがいつまでも続かないことを女の子は知ってる。たいへんなのは、その作品が巫女的に生みだされたという点に興奮する鑑賞者の存在をも知ったとき。女の子はそ…