2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ときたま、自分が女のひとであることがたまらなく汚らわしくなり涙がでるのでわたしはどうかしているなと思うけど、今日はハンナアーレントの写真がそのスイッチだった。華やかな着物を着付けられるとき、おばさんに抱きつかれるようにして帯を締められ、よ…

以上のことは、今日庭を竹ぼうきで掃いていて「この季節のそうじは宝石みたいにきれいな葉っぱを掃きすてていくから贅沢な気分になるわ」と思った次の瞬間に思ったことで、以上のことを思った次の瞬間には、小学生のころ妹と、コナンの『14番目のターゲッ…

女の子の内面に期待する男の子からモテないかんじが漂うように、男の子から内面を期待されていると感じて浮かれる女の子からもまたモテないかんじが漂う。 サークルクラッシュされている男の子が「この子こそ」と思うのも、サークルクラッシュしている自分に…

わたしが畏れをいだくのは、きっと、水を触ると染みるから。水を触ると染みることは、わたしと世界の関係を、きっと規定した。

わたしが、「もし旦那さんがいたら」と想像するのはこのときくらいのもので、それというのが、スーパーでピカチューかまぼこを見て「薄く切ってお弁当に入れてあげたい」とおもうとき。

女の人が束になることで1人の男の人を無下に扱ってもいいようになる状況はよくあるけれど、いつのまにかわたしもその束の1人にさせられているときの、どういう顔をしていいか分からなさ。しかたないから、お寿司を食べた、食べた、アジ、コハダ、大トロ、…

今日締めきりの文章がありずっとパソコンに向かっていて、ぼーっと、わきにある消えたテレビの、黒い画面に映る自分に目を移したら、あっ、逮捕されたときの、正面むいてる宮崎つとむの写真の顔真似、できる!と思って、鏡を持って髪型を似せ、ほくろを描こ…

まあそんなにドライじゃないし、ベトベトなので、単純に、好きな人の話をしないところが似ているというだけなんだろうな

いろんな人の撮った写真をみていて、大学に入ってからのじぶんの写真がほぼ全くないことに気づく。おじいちゃんのお通夜のあとそのまま泊まった斎場の、障子から朝日が射しこんで白っちゃけた和室で、喪服を着て朝粥を食べる姿を妹に撮られた写真。青森旅行…

誰と居てもさみしさからは逃れられないことがわかったときに、ひととの関係性のなかに残るのが利害関係だけになってしまったらいやだから、そのためにもひとりでちゃんと生きられるようになりたい。

http://www.youtube.com/watch?v=h3vLDYZAZ_4 「このコントのしたらみたい」と、高校生のころ言われたけど、このあいだもまた言われた。たしかに「なんで言わないの?」とはよく言われる。 たとえば、わたしが美術館に黙って1人で行くと、後日それを知った…

わたしが悲しいのをあなたはたすけられないし、あなたが悲しいのをわたしはたすけられないけど、あなたが悲しいのをわたしはちゃんと見ているし、あなたが悲しいのを否定できるひとは誰もいないということをわたしが保証する。それしかできない。

「孤独について考えることができるひとは愛についても考えることができます」と言われた意味がようやくわかった。あとからわかる、ことばかり。さよならだけが、人生だ!

だけど無自覚でコントロール不能な様こそが女の子の魅力なのだとおもう。アニメや漫画の女の子の、奇形かというくらい誇張されたむねは、無自覚でコントロール不能な魅力の記号にみえる。

毎年花開くのを楽しみにしていた桜の木がとうとう切り倒されてしまったときと同じ表情を、妻が死んだときに浮かべた夫

朝会、写生コンクールの表彰状を校長先生から受けとる背中で聞いた「射精」とけらけら笑う男の子の声に世界の不潔さをみて睨みつけていた中学生のわたしは美術部に所属していて、そこにはのちに揃って東大理三に現役合格する姉妹がいたんだけど、その子たち…

中学の同窓会のお誘いの返信をあしぶみしているあいだに一週間経った。同窓会は成人式のあとに一回参加したけれど、あのとき味わった性欲の渦はすごかった。同窓会って、かつてのあのかわいい女の子、スポーツ万能な男の子、真面目な女の子、冴えない男の子…

自分よりきれいな女の人といたいという男の人の気持ちはよくわかるけど、自分よりきれいな男の人といたいという女の人の気持ちはまるでわかんない きれいな吉高ゆりこ http://www.toyotown.jp/imagine_ecodora/?adid=ag180_yahoobpex_201310&padid=ag180_yah…

あの子の髪がどうしてあんなに黒いのかというと、子どものあの子の手をさすりながらお医者さんが何度も「きみは何にも触っちゃだめだよ」と言った、その薄墨のような言葉があの子の髪を少しずつ黒く染めていったというだけのこと。

男の子はちっとも恋に悩み苦しまない彼女にいらだち「君の中で僕は死んでいるようなものだね」と言った。女の子はわたしが彼を死なせてしまったのかとぼんやり悲しみながら彼に別れの言葉をたむけた「さようならわたし凪の海みたいになるわ」

はじめて父母に夕食とお酒をご馳走して、よろこぶ顔がとてもうれしかったのに、ふんわりと体がうきあがったようなさみしさに呑みこまれている。父や母の葬式を終えた夜も、こんな気持ちなのかもしれない。 なんだか掴みどころがなく耐えがたくって、友だちと…

自分が女のひとであることがスーッと受け入れられるようになったかんじがして、これでわたしは髪を伸ばせそうだわと思ったのと同時に髪が短い動機はたんに髪が黒ぐろしていて長いと気味が悪いからだったということを思いだすことができた。

ひとりじゃ病院に行くこともできなかったころ、待合室にいる母をかんじながら、診察室でひとり鼻と口に吸入器をあてがっていたときのさみしさと吸いきれず顎をつたっていった水

少しずつ“ひとりでも大丈夫”になっていくことはとてもうれしい。西原理恵子が「お金があれば好きな人と恋できる」と言っていたけど、そうだとおもう。お金があれば歳をとっても若い男の子と遊べるということじゃない。“ひとりでも大丈夫”になれば、自由に、…

女の子に「かわいいー」って言われる女の子に特有の外見のレベルの低さ。この分野に関してわたしの才能はすごい、そのポテンシャル、その指数は、抜きんでている。24歳なのに。

「何故ぼくと同じように悩み苦しんでくれないんだ」と愛情を求めるのはちがうし、「わたしはこんなにもあなたのことを思って悩み苦しんでいるのよ」と愛情を表すのもちがう、少なくともこれがちがうことには絶対の自信を持っている。24歳だから。

わたしたち色のきた!って思うことはどんどん増えてる。最近はお笑いもどんどんわたしたち色。漫才のなかで憧憬されている学校風景は、変形学ランのツッパリが暴走するいつかどこかの知らない世界ではなくて、わたしたちのいた、あの教室なのだ、あの教室にい…

なんか最近すごく思うのですが80年代90年代の文化、たとえば岡崎きょうことか高橋るみことかトレンディードラマみたいなものとか、を、リアルタイムではなく、あとから趣味で追っていたひとたちの表現がはじまったということを、うまく言えないのですが大学…

自分の冷たさがかなしい。本当に大事なひととは恋をするべきでないというのはとてもよくわかる。恋に落ちないために2人がとりつづける一定の距離を慈しむようにしてじっと眼差しをなげかけあうような愛ができたらいいのに。

「いつもかなしそうな顔してるね」

そうしていまわたしは夕方まで学校にいて夜は着物を着てバイトをするのですが、接客してて思うのはわたしはかなり“心からそう思う”ようにするほうなんだなということ。心からへぇーって思うようにするし実際結構へぇーって思ってるからお客さんの話にへぇー…