社会が運に支配されていることを知っている人間は驕らないし、ひとにやさしくなれるはずだ。 運、無常ともいう。 無常というと仏教的な意味と解釈し理解を深めない愚民どものために運という西洋的な言葉を使ってキャッチーにしてあげているのだ こういう愚民…

わたしのいないところで、わたしの教授先生が、わたしのことを、あいつは就職無理だろぉー、と言った。 オッ オニオンスープをつくっている

わたし、醜い人には、それ相応に卑屈さを抱えていることを求める

むしゃくしゃすると前髪をばっさり切るという癖を、ここ一年くらいしないでいたが、この３日くらい、またその衝動に駆られている。 生き急ぐことは、もっともわたしを醜くする。わたしは病気にまでなっちゃった。いままで飲んだ薬の入っていた袋やカプセルの…

石を彫るきれいな女の人が、ヒートテックのCMで使われている。ふぇっとちーねというグミのCMでは、美大生をイメージしただろう女の子が、うちの大学そっくりの場所でアイアムアルデンテガールと言っている。ほかにも、農家やダンサー、色んな人生のありよう…

尊厳持って美しく生きられる道を選びたい 眼差しで殺したり、生き返らせたりする

小学生のとき、学級文庫で星新一をはじめて読んだ。おもしろくて、かぼちゃの馬車を読んだ、N氏の遊園地を読んだ、マイ国家を読んだ、午後の恐竜も読んだ、星新一編のショートショートも読んだ、1/3という話が、いまも忘れられないのね、それからわたしは、…

黒い髪のみつあみでニューバランス履いてたけど、社会人だとおもわれた。もうおばちゃんなんだわ おばちゃん通り越して、はやくコンピューターおばあちゃんになりたい。

アルバイトで頑張って稼いだ８０００円を、発泡スチロールのかたまりを買うことにつかってしまうわたしたちは、その買い物のしようは、かっこいいとおもう。 コンロのまわりにはねた油をきれいにふき取り、明日の朝に食べるラフランスを剥き、明日のお弁当を…

女の人が女の人を心から褒めているところを見たことあるか？女の人が自分の容姿を、自分の才能を殺してまで、女の人を称賛する姿 これはなかなか見ることができないけど、そのとき、女の人はたぶんどちらも美しいの というのも、“お熱いのがお好き”のDVDのお…

小学校２年生のとき、わたしのことを、あやかちゃんとりえちゃんの次、３番目にすきだと言ったいそざきくんはいつもボロの洋服を着て、髪はのび放題だった。わたしはいそざきくんと仲良しだった。いそざきくんは、中学生になるときに、いなくなった。わたし…

めがねに雨がぽつぽつついて、世界が水玉もよう。いろんなものが水玉の境目でゆがんでいる。雨の降る夜の曇った空は、汚い蛍光灯いっぱいに照らされて深緑色になるので、踏切のオレンジ色と合って、戦争みたいになる。深緑色とオレンジ色の組み合わせって、…