2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ちょっと短くしすぎたんじゃない」と言われたくてショートカットにしているような気がしないでもない

こいやぶれてとりあえずわたしは与えられた仕事を淡々と取りくんでいこうとおもうし、これからも粛々とものをつくっていければよいとおもうし、その途中で何かが起きればよいし何かが起きなくてもよいし、女の人の若い時期をわたしにできうるサイズできれい…

要はわたしは朝井りょうのような古市のりとしのような、慶應ボーイな世界がどうもスムーズに受け入れられなくて、インテリなナンパはわたしのなかでは慶應ボーイで、でも、朝井りょうって早稲田なんだな。

リンク元のfacebookみたいなgoogleみたいなURLのところがすごい数なのですがいったいみなさんどこから来てるのですか・・・

愛のきゃらばんとかも読んでいないのでいう権利ないのですが、最近のナンパというやつへどうしても違和感をいだいてしまうのは、わたしのあくまでも個人的な理由としては、こういう記憶を呼び起させられるからかなとおもったのですが、ナンパをモノ扱いとし…

高校生のとき、夜、玄関の前で道を聞いてきた男の子に、腕を強く掴まれて体をさわられた、遠くから仲間が笑う声がして、あれの最悪だったのは、最後に男の子が申し訳なさそうな顔をして「ごめんね」と言ったこと。わたしをモノとして扱いきらなかったこと。…

白いレーヨンのワンピースが白い毛糸のワンピースになるだけの冬 赤ワインを飲んだあとにあのひとにあっかんべーをした後悔

朝起きて、履いたタイツの先に空いていた穴を、タイツを履いたまま縫い、家を出て、パン屋でパンをひとつ買い、学校へ行き、絵を描いて、パンを食べて、絵を描いて、学校を出て、スーパーでニンジンとセロリとかぼちゃプリンを買い、一旦アパートへ帰って、…

東京神奈川

いつのまにか自分で前髪を切ってしまうことがなくなった。 中学生のころから、深夜のラジオがすき。ぼんやりさみしくて、ねむれないひとたちが、そこに集まっているから。番組がはじまると、ビール片手のひと、参考書を傍らに勉強するひと、布団にくるまるひ…

自分によって相手の内面がかき乱されていることに愛情を読み取るひとと一緒にいたら、わたしはいつまでも、こころの安定を手に入れられないじゃない、とおもったのだ。内面をかき乱されないようにするために何もかんじないようにするのはとても悲しかった。…

古い友だちの男の子に、いつまでたってもパンツを見せないから他の子とセックスした、と言われる。パンツを見る可能性が、ゼロになった瞬間、セックスできないってわかった瞬間の男の子の顔って、神様かというくらい、わたしの存在をちっぽけにする。ものす…

なんでこんなにも悲しくなったり、ひとを悲しませたりしてしまうのかといったら、すべては「ああひとりだわ」に行きつくまでの祭りのせい。

なにをしても、「ああひとりだわ」ということに行きつくのだから、なにをすることも、ただ人生をやりすごすための、手段のひとつにすぎないのかな。 アフリカの、奥地の民族の、うつくしい子どもの写真。いつか、どこかに、存在したらしい、あの不確かで確か…

じゃがりこを食べながら言っている

この数年わたしの人生のうちでもっともつらかったのですが、少し霧が晴れました 今日はお酒のみましょと大好きなシャンディーガフをつくるためビールとジンジャーエールを持ってレジに向かうと、はじめて「こちら二十歳以上の方への販売となりますが…」と言…

したいのは、さみしさの埋め合いじゃなくて、「孤独ですね」という確認

更衣室で2人の女の子の世間話を聞いていたら、返事は「えっやばーい」「まじで?」の2種類だった。しばらく聞いていたら、「いまわたし足の爪はがれててー」「えっやばーい」「わたしすぐはがれちゃうんだよね」「まじで?」という会話が聞こえてきた。今足…

ほかの魅力はさておき、客観的にみて外見のレベルが平均以下の女の子が合コンに行くのをみるとしょうじき信じられない。わざわざすすんで平均以下の外見を、外見ばかり評価されると予想される場に持っていって、おもったとおり平均以下の点数をつけられるの…

しょうねんあやちゃんのシールを買った

『地獄でなぜ悪い』の興奮さめやらない。やっぱり、その分野が、その分野について描いたものには独特な愛と恨みとパワーがある。81/2とか、落下の王国のラストとか。 つくっているひとが、映画をつくっているひとなんだから、映画をつくっているひとの映画…

祖父 2

実家の2階のわたしの部屋、ベッドの上で膝立ちをして、南向きの窓から外をよく眺めた。一番手前に椎やツツジやしだれ桜のある庭が、柿の木の向こうに畑が見え、道路を挟んだところにお隣の田んぼが、その向こうに靴屋と本屋と日産が見えた。遠くのこんもり…

うつくしい音楽や絵や文章をつくるひとが死んでしまうと、ある個人を亡くした感傷よりも、わたしの世界のある魅力的な現象を失くした惜しさをつよくかんじる。 わたしにかんじられるものを、わたしと世界、のふたつに分けたとき、他人はある個人というよりも…

自転車をこいでいてフと、しんでしまいたいな、とおもうとき、神様とすれ違っているのだとおもう。夕日のうつくしい日は夕日の神様と、月のうつくしい日は月の神様と、さるすべりのうつくしい日はさるすべりの神様と。 シシ神が生と死のどちらも持っているよ…

女のひとのおおくには、ほんとうはもうすでに自分のからだから剥がれているもの――言葉とか表現とか――について、いつまでも自分とびったりくっついている感覚をいだきつづけるところがあるから、それを批判されると自分を否定されたような気になって、拗ねて…

なんだかひゅーっと体重が減りつつあって、背中の肉が落ちてしまい、わたしの好きな肩の紐のない下着が、するする下がってしまうので着られない。 わたしを締めつけていた着物を脱いで店をでると、あんまり気持ちのいい夜風がふいていた。「しにたいような風…

そのかたわら、小学生のわたしたちは本を見てhtmlタグを覚えジオシティーズで自作のイラストサイトを運営していた

祖父 1

祖父はわたしたち姉妹に、行儀や節句のしつらえを徹底的に仕込んだ。脳梗塞で倒れた祖父の言葉はとても聞き取りにくく、なぜ怒鳴られているのかわからないわたしたちは、「もう一回言って」という表情をし、「きっとこう言ったのだろう」と察した。小学生の…

「ヒトが直立歩行するにつれて、雌の膣の角度が、身体に垂直であったサル時代の角度から身体に平行になってきたといわれ、立ったままの性行為では、あとで精液が流れ出てしまって、生殖という目的が果たされない。そこで、ヒトは横に寝て性を楽しむことを覚…

火災した医院の院長さんの狼狽されている姿があまりにも気の毒でつらく悲しい。わたしは悲しいニュースをみると悲しいとおもう

なんだかさいきん、書いてから、ちがう、となる。なんだか、だめですね。明日は7時に起き、洗濯と掃除をし、9時に家を出ます、そういうひとです、体重が、このところ44キロで、とてもちょうどよいというものです。

ひととひとがおなかすいていたら、「おなかすいたね。ご飯食べに行こう」と言えばいいのに、ひととひとがさみしいとき解決する手立てはなにもない。「みんなさみしいんだよ。だからさみしいって言うのなんて意味ない」