2009-01-01から1年間の記事一覧

もうほんとうに、いつもいつも思うけど、オーケストラの演奏の終わったあとの拍手が、最後の音に被っているの、信じられない。オーケストラの最後の一音の余韻を拍手でかき消す神経が信じられない。 海外が特にそう、素晴らしい演奏ほど、もう途端に褒め称え…

フジファブリックのひとが死んでしまったと聞いて、からからになって、せっかくの検索ちゃんのアンタッチャブルが笑えなくなっちゃった。ものをつくる人が亡くなると、悲しさと、憤りと、悔しさと、なんともいえない、ものをつくるひとがぷつんと途切れるこ…

教習所に申し込みをしたら、キャッシュバックやらなんやらと、ipodタッチをもらった。すごい、なんでくれるの、アイポッドタッチ。わたしに不釣り合いの高性能で、つるつるの画面が指紋でいっぱい。 今ひっくりかえしたら、後ろに、 We Love Drive! と書いて…

大学の友だちとの忘年会は朝5時までだった。わたしは、お酒を6杯くらいつづけて飲んで、ぼやーんとはするけど、有頂天になったりはしなくて、酔っ払わないと言ったら、「普段からふらふらしてるからわからない」と言われた。 朝方、道端に「期待の新人です…

一度も話したことないし存在を認識されてもない、だけどその人の絵に興味津々だったので突然話しかけたわけですが、初めて正面からまじまじと見たらとても顔が小さくて一重がするどく、目のほとんどを黒眼が占めてるためサメみたいに感情の読めない表情の男…

わざわざわたしのところまで来て、「今回の絵すきだよ」と言ってくれた女の子がいて、わたしは、ものすごくやわらかい笑顔が自分の顔に浮かんだのを感じたし、そうして自然な、たぶんわたし史上一番の自然さを持った「ありがとう」を言った。 わたし今生まれ…

学生証の写真に傷がついちゃって、傷が、ちょうど鼻の下で、鼻からなんか白いの垂れてるみたいになった。受験に疲れ果ててるときに撮った、前髪切りすぎの、すっぴんの、わたしの鼻からなんか白いの垂れてる。 これからは映画館いくたんびに恥ずかしい 最近…

肩から、血がでてる。 なんでわたしの肩から血がでなきゃいけない、なんで吉瀬みちこの肌はあんなにも綺麗で、わたしの肩は血をださなきゃいけないんだろ。 井の頭線から見えたみかん畑が綺麗でちょっと泣いたわたしの肩からは、血が出るんだなあ。 原宿の、…

わたし、意外と、18歳で東京に出たんだな、意外と、わたし。

前から見て、肩幅くらい腰回りが広いと女っぽいと思うんだけど、どうもそう育ってなくて、丸っこい腰っていいなとおもう 「60代でばりばりのロックンローラー、もしまだ日本にいないんだったら、俺やる」いるでしょいるでしょいるでしょいるでしょ内田裕也…

あれ、世界はもう少し、薄紫掛かってはいなかったっけ。 なんだかわたし、どうもうまく育たなかったぞ 同窓会のこと考えたら、虫唾が走るわたしになっちゃったのは、いつから。 あたまが、おかしくなっちゃいそう、と、わたしは歩きながら口から垂れ流してい…

小さいころ病気で子宮をとってしまった女の人が、実の母親に代理出産をしてもらい、今では子供はすくすくと育っています、というニュースがあった。 一昨日の朝のニュースでそれを見て、わたしは、子供を産めないその女の人の苦しみを切実にはとても理解でき…

みんなちがってみんなきらい とさっき思って、ネガティブなようで、意外と、みんなちがってみんないいくらい、ポジティブな気がした。 分け隔てなく差別したら、それはもはや差別ではないんじゃないかっていう

今日もアパートに帰ると、わたしの部屋のドアの前にギャルちゃんがいた。ギャルちゃんの友だちもいた。猫。 絵に、自分の恋人を描くのって、たいがい男の人だ。絶対だ。 もうずっと履いてない、紺色の靴があるのを思い出した、ヒールの部分の、スエードが砂…

昨日の深夜BSでやっていたドイツのオペラが素晴らしく綺麗で、暗闇で画面の写真を何枚も撮っていた。 周りに居酒屋や風俗や質屋のあるわたしのバイト先は、お客さんが一人も来ない日がざらで、来たかと思ったら、ラブホテル代わりに使われたり、今にも変質者…

脳が孤独

狭いユニットバスには白熱灯ひとつ灯り、水色のシャワーカーテンが掛かって、お湯に浸かったわたしの肌は少し紫がかる。 手にダブのくさい石鹸をつけて、腕を組むような形で肩のあたりを洗って、手を戻しかけたら、こうやって、組んだ腕と胸のあいだに大きい…

今日は午前中から友だちとぽかぽかして気持ちいいねとずっと散歩をしていた、そうして、おすしも食べた

こんなに恵まれているのに、わたしは今またゲッと喉から何かこみ上げるようで、それと同時に涙が滲むという、うさんくさい不幸せをやっていて、それはもう恵みに対して申し訳ない気持ちにいつもなるのだけど、これは時代的に必然なんだとおもう。 戦争や飢餓…

野坂昭如の本を古本屋さんで見つけては買って読んで見つけて買って読んで、このところ常にカバンに入っている。ほとんど宇野亜喜良が表紙。 卵子が泣く泣く流れてく 野坂塾がまた開かれますように。

もうずっと実家近くの海辺に行っていないので、行きたくてうずうずして、想像している。 夜 伊豆半島に沿ってバイパスの電灯が点々、三浦半島に沿って灯台が生えている。11月じゃもう、階段に座ったら海風がびゅうびゅう、耳が切れそうにきんきん冷えるか…

可愛い子って、もてるとかそんなことよりも、居るだけで、周りのひとを嬉しい気分にできるところが、いちばんうらやましいし、すばらしいとおもいました。わたしがもしとても可愛かったら、このお客さんの今日の嬉しかったこともうひとつ増やせただろーか、…

「家に帰ったら何してるの?」と聞かれて、家に帰ったら、おもに、泣いている、と思って、泣いたりしてます、とすぐ言いそうになったけど、やめた。「本読んだりとかしてます」

人の話を聞いていると、自分が一度も恋愛をしていないのがよくわかる。 伝わらないとか、傷付けたとか、後悔とか、冷めたとか、そういうやりとりなんてしたことない。 好きで好きでほんとうに大好きでたまらなくて悲しかったのと、大嫌いで汚らしく気持ち悪…

久々に友だちとたくさん喋っていたらそれだけで声枯れた

よしもとバナナはやっぱり苦手だった。中学生のときにつぐみを読んで、だめで、今も変わらずだった。 心理描写が、描写というより、説明的なかんじがする。 ちゃんと分かってほしい、と思っていそうなかんじ。 やっぱり女ってそうなんだろーか ここはこうこ…

なんで、友だちのトイレセックス話がこんなにも、吐きそうなくらい、泣いちゃうくらい、気持ち悪くて気持ち悪くて仕方ないのかと長らく考えていたけど、いやらしいから気持ち悪いんじゃない、いやらしさを、感じないからだ。妖しさ、艶めかしさを全く感じな…

文学青年って会ったことないけど、実在するの、

月並みですが、紅葉の京都に行きたい。

わたしは、ちょっと珍しいものを見つけた気分にさせるんだと思った。ポケモンの、秘密基地作れるやつ、あれってルビーとかだっけ、なんかすごいなみのりしてたら孤島に秘密基地あって、部屋の中すごい入り組んでたとき、わーここめちゃくちゃ来づらいけど珍…

発電かなにかの環境のCM、多部みかこと毛利さんが出てるやつ、あのCMの最後、毛利さんのことを「だれ? 歌舞伎の人・・?」って言うの あれわたしいつもすっごい面白いんだけど誰とも共有できずにいる。 あの真面目な内容のCMになんでこんなくだらない不必要…