2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

こんなことになってしまったのは、図書館でモネやドガの画集を借りて、小学生のわたしに見せてくれたお母さんのせい。わたしと一緒に絵を描いてくれた、いとこのお兄ちゃんのせい。 中学1年生のころ星新一を読みすぎたせい。中学2年生でよしもとばななのツ…

イチョウがくさい。まんじゅうくさい。まんじゅうこわいだ。銀杏がくさい。わたし、割引の野菜とか見つけては買ってしまうけど、銀杏拾いにだけはなるまいって、こゆうざから教わった。 例のごとく学校のおまつりで展示をするので、近くに住んでる方、暇で仕…

干していた布団を取り込んだら、血のにおいがした。冬だ! わたしは、学校の中の、あそこ、花と猫の交差点で、いつも、わざと倒れてみようかなと思う。起してもらいたいから。倒れたら、あの交差点ならきっと誰か起してくれるだろうから。「倒れて、起こして…

いま、“美術”の形式をとっている作品に求められているのは、ジャーナリズム的な意義だけなんじゃないか。 ジャーナリズム的ではない、もう少しおおらかな、原始的な欲を持って作られた作品は、漫画やアニメやイラストにその立場をとって代わられ、特に“美術”…

ニューハーフのひとに人魚の刺青がほられているとは、とても素敵だ。 わたし、生物学のレポートで、人魚が体外受精か、体内受精か、調べたの

運動会、自分の出るふたつ前の種目のときに、入場の門の前に集合をする、白いはちまき、わたしはいつも白組だった、を巻いて、靴の紐をきつく結ぶ、結んで立ちあがっては、不満足でまた結ぶ、あの瞬間のことを、わたしはさいきん何度も思いだして、身もだえ…

わかりあえない。 わたしは、ナガブチがすきなひとと、わかりあえないように思う。高校生のとき開かれた中学の同窓会で、日焼けをして長い金髪にスーツという、ホストみたいな格好に、急になっていた男の子3人とも、わかりあえないように思う。 なんか、この…

芸術は、世界のためにあるんだから、芸術を生み出すために世界に苦しさを要求するのは、ちがう。個人的に苦しくなるのは自由だけど。

いま日本の4年生、約半数しか進路が決定してないらしい。半分半分なら、どっちもふつうってことだ。受かってようがいまいが、ふつう。みんなふつうー丸ノ内線は苦い。東西線はくさい。ムートンブーツは、くさそう。 新宿のタカシマヤで、ティファニーうすみ…

健在

わたしは高校を推薦で合格して、それからというもの中学卒業まで、友だちのひとりの女の子といっしょにテニスと鉄棒と尺八に明け暮れていた。 ふたりはテニスが大好きだったから、授業でダブルスを組んだ。テニスの上手な女の子たちと対戦してみるのだけど、…

シャンプーにとってコマーシャルはおっきい。洗顔料とか歯磨き粉はコマーシャル以外の判断基準ある気がするんだけど、シャンプーはコマーシャルがものすごく大きな力を持ってる気がするよだって、エッセンシャルは大成功。しずちゃんやしょこたんがかわいい…

キャプテンEOのTシャツが欲しい

でももうどうしたらいいかわかんないの。頭パンパンなの。「いま幸せです」と答えるのは落ち目の国の若者の、どうすることもできないが故の無理やりの自己肯定。わたしは怒り続ける。怒っていない芸術家なんているか?わたしは芸術家になりたい!!

世間的にかたちがきれいだろうときれいじゃなかろうと、若い女の人っていうのは、美しい存在だ。 船の中で寝転がる陽子さんの美しいことよ、まだ日本で絵を描いていたころの、パレットを持つ草間弥生の美しいことよ。若い女の人というのはなにかそれだけで、…

未来への不安と、目の前に山積するやらねばいけないこと、そして溢れるやりたいこと、希望と絶望でいっぱいで、毎日動悸がとまらない。だけど、わたし、退屈でたまらない。怒りだけは、常に持ち続けると決めている。ドッキンドッキン

いよいよどうやらほんとうに社会不適合かもしれない。ものすごく冷静に客観的に考えて話したのに駄目だったんだけどこれってもう運命?わたしそんなに頭悪い上に魅力ゼロみたい。ものづくりをやりながら苦しんで生きなさいって神さまが言っていますか?とお…

すきな男の人の娘になりたいと考えていたら、それはすきな男の人の母になるようなものだった。というわたしの経験は、ロリコンがマザコンと通じるという、主に男の人が唱える定説を、経験をもって女の人が感じている、まあまあ希有な例なのではないか? と考…