2008-01-01から1年間の記事一覧

夜、後輩の家へ楽譜を届けに行く。海に程近い家に近づくほどに、潮の匂いは自転車の切る風に乗ってきます。出てきた後輩は男の子のくせに女の子のような肌のきれいさをほこり、冬の寒さで余計に引き締まった顔は陶器のようにぼやんと電灯に照らされて真っ白…

タンブラーっていうやつの、かわいいおんなのこや裸のおんなのこの写真の間に、わたしの文章が貼りつけられてる。どういういみなんでしょう 観察の対象ですか わたしのこと見上げてますか見下げてますか なんかつくづく。かわいいおんなのこや裸のおんなのこ…

ネット上で黒髪好きを言う人ってきっと清純な黒がすきなんだろーなーとおもうよ 清純じゃない黒はどうしたらいーい 清純じゃない黒なんてネット票も集められなければ現実の票なんてすこしもついてこない いみないね バイト先のひとがみんなたばこ吸ってて常…

あらためて「エコール」

この映画の監督は女性です。おとこのひとはこの映画をいろんな方向から評するけど、その考察の対象は、作品自体、そしてそれを観る男性にとどまっているとおもう。その男性より外側に、その男性を見る女性がいることを知っているだろうか 少女モチーフを扱う…

だけどわたしが最近の少女趣味を推進しているとおもわれてはたいへん アンダー15アイドルには気持ちの悪い戦慄を覚えるし眼帯や包帯巻いた安易な少女イラストもわたしはすきじゃないしというか二次元の世界にあんまり詳しくないからあまり言えないけど 澁…

夏帆が自打球頭にぶつけてるかわいい映像みたら、わたし自打球を顔にぶつけたこと なんかもう言っちゃいけない気がしてきた

レンソイス砂丘はわたしが世界でいちばん行きたいところですからあんまりテレビで流さないでほしいナ

ウィルキンソンジンジャーエールで冷蔵庫をいっぱいにしますいつか お風呂上りに暗い部屋で冷蔵庫を開け、瓶を透ったみどりの光を浴びる女

無駄にできないふゆやすみ ひとの絵を見てるとほんとうに劣等感に苛まれ、触発されます 触発されます 触発されたモチベーション残してふゆやすみ絵をかこう 来年の芸祭展示 ここで本気で呼びかけたらひとりくらい来てくれる人いるんだろうかと想像

前髪なんてつんつるてんに短かったわたしの髪は、今はもっさもさに黒光りして、わたしを初めて見る人は芥川賞をとって報道されたときの川上未映子を見たときと同じ印象をもつのか 高校生のときよそのお母さんが「なんでこの子だけ帽子かぶってるの?」と集合…

わたしはトーマス・ルフの写真をいっぱいコピーしたヨ

じぶんが変態であることイコール普通じゃないことを誇っていたおんなのこがいました そのこはわたしを、あなたはフツーだからいいね、という目で見てくる なんでだろうね、なんでちょっとイラッとしてしまうんだろうね いやあなたもわたしもみんな変態だから…

レストランでごはんを食べたあとはナプキンを花みたいに折り曲げて、ストローの袋を葉っぱのように置いたりする 変な塔を作ったりする バイトのひとの、仕事の合間の少しのほほ笑ましい発見になりますように。 レジから、バイトのひとがテーブルを片付ける様…

おとこのひとは黒いもさもさしたサブカルな髪型がおんなのひとに受けるんだからうらやましー しかもおでこを出すとかコンプレックスにも触れてこない髪型 おとこのひとに受けるおんなのひとのサブカルっぽさってあんまない

朝クラスのひょろ長いおとこのこにおはよって言ったらふふふって笑っておはようって言われた そんなのどかな日にも深夜に泣いてるわたしは、完全に現代人

二条城から通りをずっとまっすぐ行き、同志社大学のきれいなレンガの前をまた歩きたい わたしがいちばん恋に躍っていた道

高校のとき重松清の小説をたくさん読んでいた、頭のよくてスポーツができてかわいい彼女のいるおとこのこが、よく地味なおんなのこを嘲笑ってたのを思い出した 重松清からなにを得ていたんだろう

黒い靴を穿きグレーのコートを着た背の低い髪の真っ黒なわたしは、ひとりで吉祥寺にレイトショーを観に行った。すてきなカップルのために席をひとつずれた。「≒草間彌生 わたし大好き」草間彌生のかわいさ、強さにほっぺははればれとして、劇場を出た わたし…

実らない恋に思春期5年を棒に振っただけ すきなひとを3年一目も見られなかっただけ そしてぜんぶわたしと正反対のおんなのこたちが持って行っちゃっただけ なんで今も泣けるんだろう そんなことで今も泣けるわたしがいやでしかたない すきなひとのそばにい…

ほんとうはぜんぶ負けている

お金をためて黒い靴をひとつ買ったわたしは、2900円のエナメルのパンプスやムートンブーツを履くおんなのこにほんとうはぜんぶ負けている。肌の健康に焼けたおんなのこがわたしを白いと褒めたけど、わたしはほんとうはぜんぶ負けている。明るい茶色のこ…

いまのわたしは寺山修司のアヴァンギャルドさに夢中になってるだけなので、ちゃんと考えよう月間

寺山修司をほんとうにいっぱい考えようとおもう 「田園に死す」「書を捨てよ町へ出よう」「草迷宮」はいままでに観てきたけど、舞台映像や本を読んでちゃんと考えよう 寺山修司は母のモチーフが多いので、わたしにはあまり簡単に飲み込めないことが多いです…

でもわたしは後者のひとたちに世界の美しさを見るよ すき

常々考えているけど

澁澤龍彦のいう少女性と今のアンダー15アイドルたちに求められてる少女性は一致するの? しないと言って

東京人生SINCE1962作者: 荒木経惟出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2006/10/13メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (44件) を見る学校の図書室で読みました。ひとつの作品!というよりも日記のようなスケッチブックのような写真は…

いつかなにかの雑誌で、外国のモデルさんの目頭に、青みの灰色のアイシャドーがひょろっとはいってた。ぎゃる曽根みたいなのではなくて、目頭の何ミリか下に、鼻のほうに向ってひょろんとのびてた のがとてもすてきでした 雑誌だから許されるお化粧だと言っ…

檀れいはいつのまにお父さまたちのアイドルになったの? とだけせめて言いたい ドアを開ける前その部屋は存在しているのかという議論が哲学ではあるけれど、ほんとうに、それはわたしで、哲学の先生たちわたしが存在しているのかについて議論してください

わたしがレモンをがりりと噛んでトパアズいろの香気が立つところを静かに見ていてくれるひと

「おんなのこは愛嬌!」ゆうかがすごい笑顔で言ってた。 ほんとにそう、それでなんて残酷なことです おんなのこは隣ですてきな笑顔を振りまいているべき存在です。そしてかなり大多数のおんなのこにはそれができます。 わたしはそれをするのがとても疲れるの…

ああほんとうに、 コンタクトと眼のあいだにうずうずとごみのある 高いヒールの靴を穿くと膝下のあしながさんになる、肌は荒れている!絵の具のぼそぼそと乗らない、テレピンで二度描いたら下の色がはげていく、クリーム色の毛糸のタイツなんて穿いてこなき…

http://www.baustheater.com/jikai.htm#fes これはぜったい観に行きたい。ひとりレイトショー帰りのさみしさは予測つくけれども 会田誠と草間彌生が特に観たい

うっ、 誰もいない夜のアトリエで正方形のキャンバスを組み立てていたら独りさに吐き気がしたんだ とんかちで叩いても叩いても木はうまくかみ合わなくていつまでも平行四辺形 わたしのひ弱すぎる手は衝撃が加わるごとに真っ赤になって皮膚がずれて剥けそうに…