2012-01-01から1年間の記事一覧

これが嫉妬の芽ならこんなのいやよ。「いやよ、いやよ」って口にするくらいいやよ。汚らしいですね。わたし、ハーゲンダッツのキャラメル味をたべちゃう。髪の毛だって、切りに行っちゃう。お金、ないのに。

ウヘヘというかんじのおじさんと、仕事のなかでの必要な動きによる女の子との多少の接触を顔には出さずに糧にしているおじさんとは、全然ちがうなあ

興味ありますってこと自体をただ言うことに意味がないように、興味がないってことを言って勝とうとするのもおろかなことなのだなあ

むかごご飯とスープを作りながら、選挙結果のラジオにかじりついていた。今までこんなに選挙結果を夢中で聞いたことはないし、結果を聞いてやるせなくなったり悲しくなったりしたこともない。地震のあとはじめての選挙でありました。ちゃんとした昆布を入れ…

期日前投票に行くと、「この表に入れたいひとの名前がないんですけど」と言うおばさんがいた。ここは東京であるのに、どうやら埼玉の候補者に入れたいと思っているようでした。係の人が選挙区が違うということを説明しても、よくわからない様子でありました…

涙で飛べるといったことあるけど涙がつばさみたいになるとかそんなのじゃなくて涙の出る勢いで体を支えて浮けるってことなのよ

ああ、ここ数カ月でつくったもの、数は少ないながらも つぶ というかんじですりすり頬ぺたでこするような気持でしたが、ちょっとした一言で、自信がすべてうしなわれた。ほんとうに、かっこうわるい。よわい。めいわく。頭も、悪いし、わたしは、とてもだめ。

ひとさし指ですこし押されたら、いつでも倒れられるわ、わたし 朝、カーテンの隙間から射すひかりをたよりにつけた頬紅の、染まった頬に涙がひとすじたれて、桜色の真ん中に道ができる なんておいしいお茶かな。家族で行った、那須の旅館で、みんなで飲んだ…

空中分解 選挙のポスター。不穏な音が聞こえる。高校の図書室、「どれでも持って行っていいよ」と言った司書さんの手元にあった蟹工船の装丁は、オレンジと黒ではなかったか。 踏切がわたしに喚き立てる!わたしは、結婚をしたくない。わたしは、わたしの人生…

ハカセになりたかったという父の作業机の下には子どものころ拾い集めた化石や火山岩の入った箱と、試験官と粉の入った箱(この粉と水をどうにかすると泡がぶくぶくと立ち始めて、まるでハカセのような気分になる)が、いまもある。ああ、そこに生まれた子ど…

美術をやるわたしの友だちはどういうわけかみな進学校の出身だ。美術のほうに進まなかったら、かなり良い大学に入って、おそらく大きな会社かなにかで働いていたんだろう。それが、美術を選んだためか、日々、目が血走っている。前から飛んでくるものにぶつ…

季節が変わったとき、寝るところの変わったとき、食べるものの変わったとき、着るものが変わったとき、ぜんぶわたしは体調をくずす。だから、わたしの人生で一番からだの壊れていた去年は、変化の年だったにちがいない、とおもえば、からだの不調もおもしろ…

わたし、初対面のひとに、「なんだか、おもしろそうな子ダゾ」と思われる能力が、著しく少ない。この能力さえあれば、実力のメーターなんてかなり小さくてもうまくいくだろうのに。

いや、ツイッター自体は、よく見るし別にいいのですが。 こういう、「へどがでます」とか言ってイヤな顔してると、わたしより大人の人に怒られることが最近多いし、人脈がかなりものを言うことはよくわかっているから、ほんとう、こういう気分はよくないこと…

自分は実はこんな本を読んでいる、こんな映画を見ている、ただその行為の段階を人に知らせたい、という、ツイッターを見ていると、反吐がでて、仕方ないんだけど、なんで反吐がでるのか、うまく説明できない。匿名だとどうでもいいのだが、本人が特定された…

わたしは、わたしと全然似ていないキャラクターや女優さんと「似ている」と言われることがよくある。顔の造形やスタイルや、どんなに譲っても、全く似ていないし、同じ系統にいるとも言えないのにである。 なぜだろうと考えてみたら、わたしがコミュニケーシ…

彼氏いるの?付き合っている人いるの?と聞いてくる女の子やおばさんがたくさんいるけど、わたし、わたしは人にその質問をしたことも、したいと思ったことも一度もないなと思い返す。目の前にいる女の子に、彼氏がいるかどうかなんて、その子が朝なにを食べ…

わたしの眼の病気は、思春期の少年がなる病気であった

女の子苦手芸人というやつがあるけれど、あれは、見ていてわたしはとってもこわい、あれ以外も、にちゃんねるでもいいけれど、あの、男子校的閉鎖的メンタリティーは、西部開拓時代のホモだ。女の人を下に見ることで自分の世界を整理しようというのが、みみ…

今まで気むずかしい七面倒くさい対応に疲れているあいだ、三郎がときどき上目づかいに眺めていた悦子は、女ではなくて、何か精神的な怪物であった。何かしらんそれは得体のしれない精神の肉塊であって、悩んだり苦しんだり血を流したり、そうかと思えば喜悦…

なんか、ちょっと前までお笑いの人たちはわたしにとってみんなおじさんで、育った環境も背後にある学校像も、他人事だったけど、なんだかだんだん、わたしの知ってるいつか、わたしの知ってる学校が、お笑いの人の背後にあるようになって、なんか人として現…

高校の同級生に会って「なんだかどんどん浮世離れしていくね。よしその調子でもっとやれ。」と言われたわたしが、そう言われるとちょっとイヤな気分になるし、あまりそうしたくないし、もうそうするしかないような状況なのに世を捨てきれないのは、“家”があ…

大人になるのってこんなに大変なのかな 全部が、全部がよく見える。木目がよく見える、枕に敷いた、タオルの上の、小さな皮膚の破片が見える、前の席に座る人の、黒いセーターについた髪の毛の、毛根が白く浮き上がって見える。 あまりにもわたしは此処にい…

いまさらブラックスワンを観たのですが、みたあとにシネマハスラーをきいてみたら、「身体」の一言が視聴者からもらいむすたーうたまるからも全然出てこなくてびっくりした(うたまるは分かった上で特に言及することはしなかったのだろうが)。わたし観るう…

今朝、目が覚めて、鏡を見たら、わたしの目の色がさらに薄くなっていた。家を出ると人からも、目の色が薄くなっていると言われた。なにか始まるんでしょうか。

と口数の多い自分に反吐が出る。頭がいつもパッパカパッパカしてる。じっとしてるほうがまだ素敵だと思います。最近じゃ変質者も寄ってこないの。

昔のお母さんたちは、起きて家じゅうの雨戸をあけるだの、ご飯をお釜で炊くだの、洗濯板で布おむつをごしごし洗ったり、大根の泥を洗い流したり、お風呂を沸かす薪をくべたり、子供はたくさん産まなきゃいけないし、それはみんな大忙しだったろうと思い浮か…

このバスの運転手さんは、次はどちらに曲がる、次の交差点はとても揺れる、などといちいち声をかけてくれて、たいへん親切です。 ちょっとでも気を抜けば涙を出せる。わたし、高校生のときに映画をとっていたら、舞台は冬で、白っちゃけた、それは清潔な画面…

頭の中のすべてが冴え冴えと、フェルトペンでなぞったようにはっきりとして、頭が苦しい、どっきんどっきんする。オードリーのオールナイトニッポン、バックトゥザフューチャー、つぎに描く絵のこと、先生になること、おじいちゃん、泥棒、男の人、欲しい洋…

「−−ちゃん、なんか強そうなかんじになってる」と、ひさしぶりに会う友だちにはいつも言われる。わたしはかつては、女の子が自分の存在を脅かす恐れのない女の子に与える称号「かわいい」を、毎日毎日与えられていたのですが、いまじゃあひと月に2回くらい…