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ア ア どうしよう、あなたの顔、頭に浮かばなくなってしまった。だってもうずうっと、一年近く見ていない。写真が無いとか、そんなのではなくて、わたしの頭にあなたのイメージが印象が広がらないというむなしさ。わたしの頭にいるのは、のっぺらぼうのあなたです。わたしはずっとのっぺらぼうに、こいこがれていかなきゃならないということです。紙にあなたの印象を書き起こそうとしても、鉛筆から何も出てこなくて、ただ涙がぽとんと落ちて紙をしおしおにした
だからむなしい、だってわたしの考えや悩みや涙から何か生まれたことがあるだろうか。今だってあなたのことで頭がいっぱいだというのに、それによってわたしから何かが生まれたりわたしが成長したりわたしが誰かから大切にされたりすることはない。わたしはいったい何のために考えて悩んで涙を落としている