ベッドがふたっつ、わたしの部屋の端と端に置いてありました。わたしが部屋に入ると、片方のベッドで、髪の毛がぼさぼさでなんだか小汚いふうな男の人が寝ていました。男の人は目を覚ますと、体にシーツを巻き付けてベッドから立ち上がりました。そうしたらわたしはその男の人に泣いてすがりついて、口を開けて舌を出しました