mekab2007-12-08

名作の小説や映画の登場人物は、主人公から脇役まで、作者によってキャラクター性をかんぺきに構築されています。文章のなかで、画面のなかで、そのひとらしさをすみずみまで発揮します。現実のわたしはその登場人物たちに負けてはいないかしら。わたしはじっさい生きてるのに、小説にも劣るキャラクター性のなさかもしれない。大作家の描いた空想の人物に、実在のわたしたちは負けるのかもしれない