2008-02-01 ■ わたしは、ぬいぐるみ、かつ、母だった。 体重をすべてまかせて、ぎゅーってつぶれるくらいだきしめていいぬいぐるみだった。さみしいときには泣いてすがってだきついていい母だった。安心をもとめるばしょだった。 きみはわたしをだきしめたけど、わたしはどうやってだきしめればいいかわからない ちからはきみがくわえるばかりで、きっとわたしがつぶれてもきづかないで、つぶれたわたしをだっこしつづけるのかもしれない