バイトの帰りの家路のはなし 電車の向いに座っていたおんなのひとが鞄を置いたまま電車を降りてしまいました わたしは鞄を持っておんなのひとを追いかけて渡しました 「あ。すみません・・」とおんなのひとに言われ電車に戻ろうとするとドアが閉まりました がたんがたん電車が走り去ると目の前に現れたのは「肛門病院」あまりに大きい看板。 あー実家帰りたいとおもいました いいことしてもさみしいきぶんになるもんだ  プラットホームはさむいんだ  水色のプラットホームと躁ぐ少女と嘲笑ふヤンキイは いやだ!いやだ!