学校の図書室で読みました。ひとつの作品!というよりも日記のようなスケッチブックのような写真は作家のプライベートに触れるみたいでそわそわして気持ちがいいです。 あまりいままで見たことがなかったわたしには、
アラーキーというとデュマスが参考にした、おんなのひとがベッドでもだえてるような写真のイメージだったけど、この本にはそういうのがほとんどなかった。妻の陽子や、おばあちゃんやおじいちゃん、家族とか、しあわせの写真がたくさんあった。やっぱりわたしは、絵でも映画でもなんでも、世界にすこしでもしあわせを見る作品がすきです でも完全にネガティブな作品でも評価されるんだなって、
横浜トリエンナーレで内臓ぐちゃぐちゃの映像作品を見ておもったけど そのへんは考えがまとまりませんが またわたしは作家が妻を絵に描いたり、詩に詠ったり、写真に撮ったりした作品がすきです 絵がボナールで詩が
高村光太郎なら、写真枠に
アラーキーが飛び込んできました 学校で貸し出し中になっている「陽子」という写真集が早く返却されますように