確かに

今日は絵を頼まれた仕事のことで、おじさんとファミリーレストランで待ち合わせをした。傍から見たらたぶん親子のように見える2人が敬語で話をして、おじさんに「で、大体いくらでやってもらえるんですか?」と言われると、すこし援助交際の雰囲気。 帰りに農家のおばちゃんのところに小松菜を買いに行くと、おばちゃんは昔このすぐそばにあったというラブホテルの話をし始めた。「あそこのおじいちゃんももう歳だからね、それでやめちゃったんだと思うのよ、お嫁さんも大変だったと思うし」と、あそこのおじいちゃんなんて全然知らないわたしに言うのは、いかにもおばちゃんというかんじ。おばちゃんはほどほどで話を終わりにして、大根とさやえんどうをおまけにくれた。100円で、小松菜と大根とさやえんどう、いつもありがとう。少し古くなった大根は、ちょっとぶよっとした中身にかさかさした皮がついて、おじいちゃんの背中みたい。 家に帰って大根をイチョウ切りにしながら「コンピューターおばあちゃん」を歌うわたしは、 いるよ