友だちの雑誌を借りて読んでいたら、coccoが特集されていた。coccoの腕に痕がたくさんあったから、あ、わたしと同じだ。と思ったら、全然ちがう、coccoのは自傷行為の痕なのね。わたしのストレスは、自分で行為に及ばなくても自然に肌にたくさん表れて陳腐で醜い痕を残していくけど、彼女のは自ら残したもので、なんでだろ、私に比べて弱さがかっこよく表れているみたい。 不幸にもかっこいいかっこわるいがあるのは、もう明らか。 わたしの薬の副作用のひとつに、毛が増える っていうのがある。減れ!減れよ!副作用なら減るだろ普通と思う。増えるって、なんてかっこわるい不幸だろう。まぬけな不幸せで笑いながら涙いっこ出ちゃう