日本の安いメーカーの靴にも、チエミハラ的なフォルムのものが出てきたように思う。安いメーカーにはわたしの足のサイズは無くて、履けないし、チエミハラは、高くて買えない。    もてない男の子なんて言って、怒られると思ったけど、怒られない。わたしは、いつも怒られない。     次生まれるときには、わたしはぜったい、踊れるようになりたい。今のわたしは、ソフトとハードでいうところの、ソフトの面しか果たせていないから、次はハードをやりたい。出口になりたい。      ひとに比べて破壊と再生を繰り返してきたわたしの肌は、古くなっていることを認めざるを得ないけど、美しくなっていますように。異物の見世物でもいいので、美しくありますように。わたし、二十歳を過ぎている。美しくなんかない。