石を彫るきれいな女の人が、ヒートテックのCMで使われている。ふぇっとちーねというグミのCMでは、美大生をイメージしただろう女の子が、うちの大学そっくりの場所でアイアムアルデンテガールと言っている。ほかにも、農家やダンサー、色んな人生のありようが、ちょっとステキなイメージとして、大量に消費されている。    あなた、社会、石を彫ることに生きがいを感じる女の人を、ほんとうに受け入れる器なんて持っている?農家のろはすなかんじを、イメージとして消費しはするが、その現実の厳しさを直視する気は、ないんだろう。社会。   生き方の多様さを本気で受け入れる気はないままに、イメージだけを美化して消費する社会に、望み減った!    まあヒートテックはどんな生き方にもフィットする商品というアピールをしたかったのかもしれない、ふぇっとちーねグミはハチクロ的ないいとこ取りをしつつ芯があるグミのコンセプトと合ったイメージを出したかったんだろう。 いやもしかしたら、わたしたちの中に多様さを受け入れる器をはぐくむための、啓蒙活動なの? はねのけられると、こうも考えがひねくれる