「きっと彼女とわかりあえるはずだ」と期待することは彼女の中に自分を見ているにすぎないと気づいた彼は、彼女を切り捨てることで彼女の中に見ていた自分自身を切り捨て、かつての自分と決別しようと考えはじめる。そんな彼の変化に、かなしいけれどそれが彼の成長ならばいたしかたなし思う女の子「さもありなん。」