夜、砂利道、地面に落ちてる息も絶え絶え蝉爆弾を、踏みそうになりながらキャーッこわいと言ってわたしにくっついてくる女の子を背中に感じながら、蝉の気持ちになってみると、「おまえのがよっぽどこわいよ」とおもった。 女の子を守ろうとするなかで、ビル…

背の高い美人のお姉さんがいると、150センチくらいに背を縮めて想像してみる。そうすると大概、ふつうのかわいい女の子だ!となる。美人というかんじではない。あの、カツンカツンと美人然といった雰囲気は、顔の造形じゃなくって、背の高さによるものなんだ…

働きながら小説を書いて大成するひとはいるけど、働きながら絵を描いて大成するひとはほとんどいない少なくとも現代美術界隈には。この違いはなんなんだろう。