うつくしい音楽や絵や文章をつくるひとが死んでしまうと、ある個人を亡くした感傷よりも、わたしの世界のある魅力的な現象を失くした惜しさをつよくかんじる。 わたしにかんじられるものを、わたしと世界、のふたつに分けたとき、他人はある個人というよりも…
自転車をこいでいてフと、しんでしまいたいな、とおもうとき、神様とすれ違っているのだとおもう。夕日のうつくしい日は夕日の神様と、月のうつくしい日は月の神様と、さるすべりのうつくしい日はさるすべりの神様と。 シシ神が生と死のどちらも持っているよ…
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