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咳がでて、熱がでて、関節が痛くて、背中が痛くて、それはたぶんただの風邪からなる症状です。なのに、それを不幸のあらわれのように考えてしまいます。ああわたしってば咳がでて、熱がでて、関節が痛くて、背中が痛くて、それなのに幸せはこれっぽっちもやってこなくて、なんてかわいそう、なんてかわいそうなのかしら。と考えます。
自分で自分をより不幸に仕立て上げようとしている。　風邪の症状すらも、自分を悲劇のヒロインにするための材料にしてしまうのです