たぶんわたしは、わたしよりも不安定なひとでないと夢中になれない。わたしよりも悲観的であったり不可解であったり卑屈であったり病的であるひとを、だいじょうぶなのって看病することが、悲観ぐるぐるの渦からわたしをゆいいつかいほうする けっしてそのひとをじぶんより不幸なものとして安心するのではない

最後、アメリがおとこのひとをだいているシーンがわたしをこんなに穏やかなきぶんにさせるのは、きっとわたしのそういうところから