mekab2008-06-26

その考えの浅さは、鈍感を使いこなしているのだと思おうとしました。そのあまりに少年の、あまりに人間らしいニオイを、文学的に捉えようとしました。 でもやっぱりちがいました。いろいろ回り道して考えごとしてみたけど、やっぱりきみは軽薄だという結論に至りました。 軽薄さを嫌うことを振りかざすと、わたしから人がどんどん離れていくと気づいてから、控えてきたけれど、やっぱりきみにはレッテルを貼らずにはいられない きみは軽薄。    わたしにとって軽薄であるきみが、わたしを「じぶんのもの」と思い込んでいることに戦慄が走ります プールの更衣室で生ぬるい髪の毛が足の裏にくっついたようです  きみのおかげで、きみのせいで、一瞬わたしは世俗にまみれることができた気がする でももうはがさなくちゃ、はがさなくちゃ