「幸せ最高ありがとうマジで!」

大音量の音楽とともにさいご暗転に消えていく永作博美は、演奏の余韻のようにわたしの眼を見張らせてきれいだった!
「明るい人格障害」「親機を放せ!」「リストカットってトレンドじゃん、でも思い出してみて、少し前はイケてたよね!」  「不幸なんて無差別にやってくる」 ととても覚えている台詞です。主人公はある家族に不幸をもたらすのですが、そんな不幸はさいごには日常にぱしんと跳ね飛ばされてしまいました 蚊帳の外 暗転といっしょにわたしも蚊帳の外につまみだされるようで、じっさい劇場を後にして夜の渋谷の街に出て行かないといけなくて、ひとりだから尚更  もう一回みたいっておもったけど、映画のようにはいかないんだなと今更  とってもおもしろかったです。