絶望に夢中

今度いつか誰かをだいすきになれたら、なんでもできる気がするんだ ほとんど悪い意味で。 もう劣等感で絶望するのはいやだ  「今まで別れたら一年以内にまた新しい彼女作ってきた」と理解不能な言葉を自慢げに吐く28歳の大人というひとがいた 一年以内にこじつけたぺらぺらの関係に名前を付けてなぜあなたは絶望しないの?なんで気がつかないでいられるの?安い安い空洞ですって絶望しろ ぺらぺらの28歳のあなたへの劣等感でわたしが泣く必要なんてないよねだってそうだよね わたしは夢中で絶望しているよ 今度いつか誰かをだいすきになったら、劣等感なんて抱く必要ない崇高なわたしになってなんでもできる ほとんど悪い意味で。