居かた

井の頭線 寝てるみたいにうつむいてたけどわたしずっと目見開いてた 美しくないわたしの目が誰も気づかないところで振れてるよ 渋谷の雑踏 雑踏の無心の大多数たちと違ってわたしだけ虚しさに気づいている傍観者だとおもうと、ものすごく雑踏のなかの主人公になれるんだ 吉祥寺ではサンロードから駅までの間に4人も美容師が声を掛けてくる いやだ一部になりたくない