mekab2009-03-11

中学校の卒業式に行ってきた。もうわたしが卒業したのはもう四年前。 大地讃唱を歌いながら目を拭う中学生はすごく清潔にきれいだった。教会で賛美歌を聴いているような気分になった。 真っ黒い髪なんかにアイデンティティを見出す固い小さいわたしより、ぼんやり大きい紺色の制服のかたまりのほうがずっとしあわせに奥ゆかしかった。無頓着なしあわせより深い不幸のほうが崇高だって考えを凝り固まらせるのは虚しいことで、きれいな幸せって軽薄じゃない。ただわたしはしあわせな大きい紺色の制服のかたまりのうちに混ざるのが少しへたなだけで そこがいかにしあわせかくらい知ってるよ 3月9日を聴いたら涙が出るのはまだ大丈夫のお知らせ、しあわせな表現は寄り付きたくなる。  中学のときの美術の先生が、わたしが展示をしたら観に来てくれるって。がんばろう