「いざとなったらおんなだし、からだを売ればいい」 けど、わたしにはもう売るからだは無いし。    忘れることも、見過ごすことも、無視することも、非常に苦手なわたしは、やっぱり、なにか、“出す”ほう、なんか出す、しごとのほうが、向いてるんじゃないかと、思うんだけれども、わたしの生真面目さが、それによって生まれるリスク、によって人に迷惑をかけることを、恐れている、ために、ぐるぐると、回っている。      じぶんがしんじゃうこととかは、結構どうでもよくって、怖いのはとにかく、誰かに迷惑をかけることで、この怖さって、どうしても払拭できなくて、こまっている。