なにかをつくりだすことのおこがましさをしっておきたい  紙に、赤い絵の具をつけたら、紙が、赤い絵の具のついた紙、になる、自分のしてしまったおこがましい行為に、スミマセン、スミマセンと思いながら、つぎに、青い絵具もつける  おこがましい行為の積み重ねの結果、おこがましくないものが奇跡的にできあがった場合、それは木とか花とかに並ぶような、存在になる   でもほぼすべては、ただのおこがましさの塊になって終わる。
おこがましさの塊でも、絵とか文章はそこでじっとしていてくれるからまだいいのだけど、おこがましさの塊のバンドの音楽って、おこがましいくせに、こっちに近寄ってくるから、わたしとってもきらいです