この食事を楽しもうという気持ちを持ったひとが料理屋さんに行くと、食材に季節を感じたりして、お店の人もそれに気づいて説明してくれたり、なんとなく、飲み物が減ってないかと頻繁に見に来てくれたりして、楽しもうと思った想定以上に楽しめるものです     なにも思わずお店に行けば良い思いをさせてもらえるはずである、それがお金を払った人間の、受けるべき対価だから、と思ってお店に行く人は、まあお腹が満たされるだけなもんです       そういうもんで、食事に限らず、なんでもかんでも、それを受ける人にもなにか基礎のようなものは求められているんじゃないですか      ほんとうに美味しくて接客の良い店は、そんな基礎なんてなくたって楽しめるんじゃないの?っていうのは、まあそうなんだろうけど、基礎はあって損しないんだしつくればいいんじゃないですか      基礎って、気持ち、姿勢、教養、優しさ、興味関心、器の広さ、愛・・・これは愛だな・・・    愛があれば、ご飯はおいしくなるし、風俗は気持ち良くなるし、学校は勉強になるし、芸術は赦しになる、わたし、がんばる・・・