なんて暗くてなんてポジティブなの!

明るい性格の子に負けることばっかりだったのに、それでも明るくなろうと一度も思わなかったわたしの傲慢さは、なんなのか。「しょうがないでしょ、こういう性格なんだから」とふてくされるのは嫌だって意識があった記憶はあるので、それとはちがう思考で傲慢さを付きとおしてきた。暗さに価値を感じていたのか、あるいは明るさに価値を感じていなかったのか。         しかし今日は涙がでる いろんな場面で望んでこちらのほうこちらのほうを選択して進んできたが、いまとなってはこういうふうにしかできない人間になってしまったんじゃないか。自分が“こういう人間”として固まっていく恐怖に涙がでる      いつまでもぐにゃぐにゃでいなければならない        「なんて暗くてなんてポジティブなの!」友だちが言ったわたし像はかなり的確だった