おもいだされる、かずかず。2か所の公園で会った露出狂、ベージュの服を着て、ゆっくりこっちに近付いてきた。ながいながい、戸塚ー横浜間のちかん。自転車で通り過ぎさま、いやらしい言葉をぶつけてくるおじさん。夜、道をきくふりをして触ってきた、高校生。誰もいない日照りのプールで体育の先生にされたこと。セミが鳴いてた。ヒマワリが咲いていた。入道雲が出ていた。    へどのでる思い出に、子ども時代という、ノスタルジックなフィルターがかかりはじめたことに、腹が立つ。ごみみたいな記憶であれ