体育の先生に好かれない類の子

「○○はえらいね、それに比べて○○は、しっかりしなさいよ」
わたしは前者として扱われることが多いので、よく上げられるのですが、それは下げることによって愛情を伝えられている後者の子の、その比較対象として上げられているにすぎないので、うぬぼれてはならないし、かといって本来の目的がわたしを褒めるためでないその言葉によって自分を卑下するのもおかしいという機微のなかで、わたしは、黙る、という方法を選択しているので、感じが悪い。