mekab2007-04-14

わたしはいつだって傍観者でいようとします。
電車でも、わたしはただ1人の傍観者。わたし以外の、居眠りした人や、本を読む人や、いちゃいちゃする人や、携帯をいじる人は、わたしにとっては電車という空間になじんでいる登場人物です。わたしだけは電車空間に混ざることなく、孤立して、いろんな人を傍観しています。
クラスでも、わたしは傍観者です。テスト中のクラスのみんなといえば、テストに集中して鉛筆をかりかり言わせたり、もう飽きてしまって机につっぷしたり、手をあげて先生に質問をしたりするだけの、テスト空間の登場人物にすぎません。そんななかたった1人、その空間になじむことなくみんなを見渡す、超越した、傍観者です。
わたしだけ、わたしだけが傍観者なのよって、つんつんして、どんな環境にもなじめない、いちばんかっこうわるい、わたしです