ロマンチックとすこしの退廃を日常に

mekab2008-06-30

ふった 人を振りほどいた日は、果物屋さんでいちごケーキをひとつ買い、その日の食事はそれだけに 懺悔でありお清めであり。ゆらゆら帝国みたいに眉毛の薄いぼさぼさの髪のお客さんは、わたしの黒すぎる内巻きの髪を褒め、わたしの手を擦りながらお酒を頼む。深夜の家路は自転車両手離しの練習場