お友だちに、いっしょに映画行こうね と誘ってもらえるわたしはとてもしあわせ。 だけど夜には襲われる、吐き気のような 過呼吸の一歩手前のような あごがはずれて舌が垂れたような感覚に。対象のぼやぼやになったわたしのこいは、悲しみから来るとも寂しさから来るともつかない生理現象を引き起こす。 恋をしてるおんなのこたちは、みんなこういう感覚があるのかな ないだろうと思いながら朝になり、わたしはまたしあわせのような昼に繰り出す