わたしは傍観している  世界は美しくて、絶望する。美しさに息を呑むわたしが、自分に世界の一部になる素質がないと気づいたとき、望みはこなごなになる。
こいするともだちをかわいいとおもう、付き合うってなんだ吐き気がする  飲み会で盛り上がるおとこのひとおんなのひとはあいらしいとおもうんだ、おとことおんなとお酒のごったがえしが汚らしいんだ  ぺたぺたあいすべき街をさんぽする、きもちわるさに小走りで街を後にする  ベランダにでてきれいな夜をみる、ベランダではさみしい夜に追い返される  だいすき、だいすき、消えてほしい