主人公が夫に「他人の無知を嘲るな」と言われるところを見て、この主人公にわたしは重なっていいのかもとおもった この映画は日本人からは東京の描き方についていろいろと不満が出ているようです。なんで日本人はRとLの発音ができないのかと小馬鹿にする場面はちょっとわたしもいらっとしたけど。虚しい東京にやってきた
アメリカ人ふたりが恋に落ちる話です
アメリカ人が主人公であるということを忘れて、単純にひととして捉えたら自然に観ることができました。 日本人だってこのふたりみたいに、東京の虚しさもネオンの気持ち悪さも知っているからです でもほんとう、東京って外から見たら喧騒のオブジェみたいなものなんだなーとおもいました こんなに無機質だから人間らしいふたりの恋を浮き立たせるモチーフに使われるんだし。 渋谷の交差点を歩く大勢のひとたちって喧騒さを成り立たせる材料でしかなくて 田舎の田んぼの真ん中のひとりのほうがずっと人間