しょうねんあやちゃんのシールを買った

地獄でなぜ悪い』の興奮さめやらない。やっぱり、その分野が、その分野について描いたものには独特な愛と恨みとパワーがある。81/2とか、落下の王国のラストとか。  つくっているひとが、映画をつくっているひとなんだから、映画をつくっているひとの映画を撮るというのは、しごく自然で必然なことだってことを、意外とわかってないひとがいるんじゃないだろうか。映画に限らずその分野がその分野について描くということはよくあるので、わかっておいたほうが、人生あと数センチたのしくなるとおもうから、わかったらどうですか、わかってないひとは。   観たい人がたくさん出ていた。ペジョンミョンとか、つぐみとか、永岡 佑とか。永岡 佑という俳優さんはさいきんよく観るけど、卑しいかんじとか汚いかんじとかいやらしいかんじとか俗悪なかんじとかなさけないかんじとかみっともないかんじが、たくさん言いましたが、いつもにじみ出ていて、胸がざわざわしていやなのですが、ざわざわしたくなる。   というわけでおすすめです。わたしはとなりの席のひとが手を叩いて笑う種の女のひとだったこともあって、もう一回行けたらいいなとおもいます。「愛のむきだし?2年生のときに観たよ。ユーロスペース。公開当初は2500円もしたんだよ。」と20歳の男の子に言ったらおばさんあつかいされてしまった