夏の夜のにおいと風でどきどきが止まらない! 車道へ通じる坂ではブレーキを踏まずに猛スピードでそのまま下り続けたい。むねいっぱい吸い込んだ夏の空気がわたしの肺を侵食してわたしごと夏の空気になれてしまったらどれだけ気持ちが良いだろう。    夏に狂う。このまま自転車はどこへ飛んでいく?