いろきちがいになりそうだ クリムトやシーレに素描されたい 血の味 血の味 指 わたしの小さい靴下を大きく広げたあのオンナノコ あのコはだいすきなあのひとにきっと大きく広げられてしまってね わたしは足もぜんぶ小さいままに わたしの肩がなんだか他人の肉みたいにぬくぬく暖かいから、口をつける、唇を、肩峰というんだってここ。欲しいあなたがもういない すき すき誰が?誰が? 指 味